弾劾裁判

お金06憲法上、裁判官の独立を保障するためにその身分も厚く保障されています。したがって、罷免される場合は以下の3つのケースに限られます。一つは、心身の故障のために職務を行うことができないと決定されたとき、二つ目は最高裁判所の裁判官について国民審査で投票者の多数が罷免を可とするときです。そして、三つ目が弾劾裁判による場合です。

この弾劾裁判はどのように行われるかというと、まず、国会に設置されている訴追委員会が裁判官について弾劾裁判所に訴追します。この裁判所は通常の裁判所と異なり、14人の裁判員によって構成されます。14人の内訳は、衆議院議員と参議院議員それぞれ7名ずつであり、裁判長は裁判員が互選することとなっています。国会が設置する裁判所ですが常設の機関で、国会とは独立して職務を行います。そのため、国会閉会中でも活動することができます。

訴追を受けた裁判所は、公開の審理を行います。通常の裁判所同様、証拠調べ手続きを行い、その結果判決を出します。裁判は、審理に関与した裁判員の過半数で決定しますが、罷免の裁判をするためには3分の2以上の裁判員の賛成が必要です。弾劾裁判には上訴の制度がないため、判決は即時に確定します。

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